さてさて、ご機嫌で走っていたのですが、GPSを使っていながら、痛恨のLost Wayです。場所はこのあたりで道に迷ってしまいました。http://maps.google.co.jp/maps/ms?f=q&hl=ja&q=%E6%A1%9C%E5%B3%B6+%E9%B9%BF%E5%85%90%E5%B3%B6&ie=UTF8&om=1&msa=10&ll=31.556889,130.706749&spn=0.009673,0.013819&z=16 本当なら26号線に乗ってすぐに桜島を1週してくるつもりだったのですが、一時停止(これが後で大変なことに)やら、訳わかんない標識で、佐多街道は迷わなかったのですが、ううう、220号線をそのままいってしまいました。いつのまにか標識には霧島とか鹿児島とか書いてあって、しまったとようやく気がつきました。たれみず(垂水:たるみず)というところの道の駅でまずは休憩です。たるみずの道の駅はけっこう大きな施設でこんな感じです。http://www.qsr.mlit.go.jp/n-michi/michi_no_eki/kobetu/tarumizu/tarumizu.html いつのまにか進みすぎて佐多岬や長崎鼻あたりが見える場所まできてしまいました。(涙)行楽客で賑わうなか、必死で方向を修正して、地図のデータを再入力するいけりり。これが飛行機だったら不時着です。GPSは正しいのですが、判断は人。着陸したところがよい場所で助かりました。 おやじ達に「桜島は逆だよ」と口々に言われ、へこみながらも、「まあ、がんばれ」と応援されながら、休憩してます。えっと、ハマグリの磯焼きが100円、サザエの壺焼きが300円でした。鹿児島安い!!ということで、いままで必死でおなかが空いたのも忘れていたので、ここでエネルギー補充です。ハマグリが特に美味しかったです。錦江湾とかはイカが特におすすめとのことでした。今度は船の免許を生かして魚つりかなあとか野望をもったりなどなどです。

さて、この道の駅ですが、湯っ足り館たるみず(http://www2.synapse.ne.jp/asiyuttarism/)ということで、垂水の天然温泉があるのです。http://www2.synapse.ne.jp/asiyuttarism/onsen.htm 無料の日本一長い足湯とか、本格的な温泉もあります。どうせ迷ったから温泉でもいくかーと温泉入ってきました。こちらも良心的で300円+タオル100円で入れます。昔は恥ずかしくて温泉とか入れなかったのに、思いっきりくつろいでしまいました。かなり回復です。温泉は天然のラドン(あ、弱放射能)の単純硫黄泉で、水は比較的透き通っている感じで、にごっているのが多い鹿児島としては珍しいと思いました。おばあちゃんたちをかきわけて、ふわーっとなってました。海が見えるようになっていてきれいなところでした!!さてさて、道を戻ります。

 
224号線は連休なのに曇りときどき雨という天気もあって交通量もそんなになくて、比較的気持ち良く進みます。また桜島展望台とは別のところで、タンカン生ジュースやさとうきびジュースがあったり。他の観光客の人も結構いて、バイクおいてはうーとしていると、おばちゃんやおじちゃんに「東京からがんばってきたなー」「がんばれ」「気をつけなさい」など鹿児島の人々の愛に支えられがんばります。おーおー。

温泉で回復して元気100%。どんどん進みます。桜島はそんなに大きくないので、あっという間に一周できます。ご機嫌に帰ってきていて、鹿児島いいところサー。桜島いいなあとご機嫌で走っていたところでした。場所は合流ポイント。前の車がそのまま進むから、流れに従って進んでいたところ、突然サイレンぐるぐる、すごい音でパトカーがやってきます。エエエーーーーーーー。なぜ私だけ!!他の車は。さっきのツーリング集団は??直前の営業車(鹿児島の建設省の車!!同じことやっているのに)は??と非常に納得がいかないのですが、誘導されるままに路側帯へ。「一時停止違反」(2点:6000円)とのことです。人生初の青キップ切られてしまいました。涙。6000円とか2点なんかよりも、プライド的につらいです。どうみてもGWの交通規制の、そしてソロツーリング狙い(しかも品川ナンバー)という、イジメにあっている気分です。「直前の建設省の車はなんでいいんですか」と聞いても相手にされず、鹿児島の印象が一気にすごく悪くなりました。非常にあいまいな判定に納得いかないものの、しょせんそんなものですよね。

途中から渋滞へ。そこで、ハーレーの集団ツーリングの人たちとまた遭遇。そして、桜島フェリーへ。桜島フェリーの中で悲しみに暮れて船内のてんぷらやさんでそばでも食べようかなあって思っていると、「さっきつかまってたでしょー」とハーレーの人たちから声をかけられました。「ええ、そうですとも(涙)」「かわいそう」と女性ライダーの方になぐさめられるいけりりです。船内でみなさまとお話をすると、長崎(佐世保とか)のバイクのお店を中心とした男女10数名近いツーリングで、ハーレーのすっごい大きなツアラー多数。アメリカの青のパトライトもくるくるしててすごいやつです。ハーレー以外にもBMWの1200GSやら、ヤマハやらカワサキの人なんかもいたりして、楽しそうです。これからもう一泊して九州を北上して長崎に帰られるとのことでした。いろいろとありがとうございました。今度はがんばります。おーおー。(ちょい凹みモード)

小さい頃いった記憶がある桜島の観光ポイント。桜島展望台にいってきました!! 溶岩と松の先には桜島がよく見える(はず)ですが、今日は曇りでよくわかりません。噴火しないか心配ですが、ここ十数年火山活動はあまりなくて、私の小さい頃みたいにしょっちゅう噴火してないみたいです。(ちなみに東京の人はなんで避難しないんですか!!とか思われますが、桜島は昔はよく噴火して、溶岩はもちろん、鹿児島市内にも灰を降らせていました。たしかガラスが揺れた印象もあります。)


景色はこんな感じです。ごつごつした溶岩が固まって、カルスト地形みたいになってます。砂防の研究所や大学の設備(遊覧ヘリポートもありました!!)なんかもあったりする中、どんどん観光バスとかも入ってさすがに連休だけあってにぎやかです。 こんな感じです。 MOV00143.wmv - 329.5 KB デコポンっていうみかんみたいなのやタンカンというはっさくみたいな果物の生ジュースを飲んだり。やっぱり自然ってすごい。今噴火したら絶対死亡なんてところを走ります。

さっそく桜島に降り立ったら、一周しようと224号線を進んでます。連休の割には道が空いていてびゅんびゅん進んでます。トルクが心地よく、2速の加速が楽しいです。まわりは溶岩道路で、大きなごつごつした岩が左右にあり、松の木々の道を進んでます。ちょっといったら道の駅 桜島があったのでまずは着陸です。

結構全国からバイクな人が多くて驚きました。まずとなりは車だけれども老夫婦の方がS2000をオープンにして乗ってらっしゃってかっこよかったです。「東京からですか」(ナンバーが品川Cのため)とか聞かれたりして、少し話をしたり。そしたら写真右上の習志野ナンバーのホーネットを発見。もう気合はいったキャンプ仕様です。根性あるなー。ハーレーとかBMじゃなくてホーネットですよ。若者だろうなあって思ったら19歳の好男子でした。がんばれー。私はジュースを補給してさらに進みます。

思い立ったらツーリングだっ。ということで、早めのお昼を食べてから、桜島にツーリングにいくことにしました。桜島は鹿児島市近くの火山で有名な島で、過去かなり前の噴火で、奥が半島とつながっているところです。高校のころは桜島から通っている人もいるくらいメジャーなところです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%9C%E5%B3%B6 こんなところが参考になると思います。Googleマップだとこんなところです。http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&q=%E6%A1%9C%E5%B3%B6+%E9%B9%BF%E5%85%90%E5%B3%B6&ie=UTF8&ll=31.593542,130.59989&spn=0.009669,0.013819&z=16&om=1

さて、桜島フェリーは4層のカーフェリーで、GWだけあって、7分間隔で運転してます。もうフル稼働という感じでした。実はバイクで桜島に行くのは生まれてはじめてです。わくわくします。桜島までは15分くらいであっと言う間に到着です。支払方法とか、最初全然分からなくて苦労しました。なんとフェリーに乗って桜島に着いてから高速の料金所みたいなところでお金を払います。ちなみに大型自動二輪だと460円くらいで片道いけます。 のどかな感じの鹿児島港ですが、沖合の奥には潜水艦(自衛隊)もあったりと、錦江湾あなどれないという感じです。ちなみに水族館とかは絶望的に混んでました。動画はこちらをMOV00131.wmv - 312.6 KB いよいよ上陸です。ほんとうに小さい頃以来なので楽しみです。

鹿児島に帰ってきました。私は帰ってきた(0083)のような感じで、スカーパ号とひさしぶりに対面です。今度はエンジンがぷすぷすいわずに一発でかかりました。どうやら父がたまにエンジンをかけてくれていたみたいです。ありがとう。お父さん。動画はこちらを。MOV00126.wmv - 378.9 KB ひさしぶりに走るとトルクの感触がすっごく気持ちいいです。EVOヘルメットやBMWのしっかりしたライダースーツ越しからは音がほとんどしなくて、すーすーと空気が抜けて、少し静かななかで、周囲に細心の注意をして運転するのはなんだかパイロットみたいです。

 
神戸の電車は結構複雑、UKBからポートライナーで三宮へ。三宮は神戸の中心で横浜的な位置なのかな。もう遅くて商店街も閉まり気味でした。三宮からの接続は阪急や阪神などいっぱいなのですが、ここで、一旦地上に降りてから神戸市営地下鉄に乗ります。そして、新神戸へ。これは新幹線の駅ですよね。ここから北神電車というものに乗って、神戸電鉄エリアの駅、谷上へ。谷上から神戸電鉄で有馬温泉口。おお、有馬温泉ってこのあたりなのですね。そして、田尾寺というところへ。実に4つの電車を乗りました。

そして、田尾寺という駅につきました。神戸寮というところで数日滞在、東京に戻ってまた数日滞在の予定です。寮監のおばちゃんがいたりして、まさに学生、いやツルモク独身寮(若い人へ:寮生活のせつないマンガです。)みたいです。夕食も限定ながら出るみたいで、神戸のおかんの夕食を食べられると思うと、ちょっと楽しみです。すでに23:00近く。戸を空けてもらえるのかなあ。

レース関係もすごいいっぱいでした。ミカハッキネンの着てたレーシングスーツから、インディ、ドイツツーリングカー選手権、F1、ルマンなどのダイムラー関係の自動車がいっぱいです。

おそらく世界最大規模であることは間違いないので、ベンツオーナーなら、シュツットガルトに来たら絶対に行って悦に入ることをおすすめします。また、展示量もさることながら、歴史的な価値も多いので、自動車好きなひとも楽しいと思います。私はどうしてもポルシェやBMWの方が萌えるので、雑な紹介になってしまいましたが、それでも感動の物量でした。

レーシングカーはそれぞれ、エンジン部分が開くようになっていて、内部の構造が見えました。

 
最後はお約束の未来の車の展示やエコカー、ハイブリッド、木材で走る？自動車とかです。お土産コーナーも半端でなくすごく、ベンツおみやげだらけ。キーホルダーや文房具、洋服類、バッグ、食べ物、ポストカード、ミニカー(とにかく種類多い)など、ほんとにいっぱいありました。途中でくたくたになってよったバーみたいなカフェレストランも良心的(ビール3ユーロくらい、食べ物は5ユーロくらい)だし、フルサービスのレストランもあるので、観光でもよいかも。日本人が多いと思ったらアジアのひとは何度か見かけたのですが、耳をすます限り中国系です。日本語はなかったです。。。20070331126.3gp - 321.0 KB

そんな中、気になった王室車を発見しました。1950年代に昭和天皇が乗られた車です。今でこそ日本車ですけれども、当時は同盟軍であったドイツ車。やっぱり専用ベンツなんですね。若い昭和天皇が乗馬をされている写真とかも普通にヨーロッパのひとの写真の中にあって新鮮でした。

タイヤはヨコハマタイヤでした。日本製だ。。。当然ながら菊の紋章がついてます。子供でも触れるところにすごいのが置いてます。あなどれないぞ。ダイムラー。

もうひとつ日本関係で面白かったのは、佐世保ナンバーのベンツ。移動式歯医者さんということで、紹介されていました。五島列島で口腔の手術をしたりするのに使われていたみたいです。日本の映像入りのビデオもありました。

その他ウニモグ(ダイムラーの農作業車、すごいリッチだけどもドイツでは農場に野ざらしで置いてあったりする)やら消防車やいろいろな車がありました。