この感動をなんていったらいいんだろう。以下ダイジェスト版で紹介します。TSR2は英国の実験用の音速戦闘機で5機だけ生産されたプロトタイプです。冷戦構造の変化や英国の政治的な要因で開発は中止されましたが、そのオリジナリティあふれる機体構造や巨大さはとても特徴的で、イギリスの音速機の未来を切り開く飛行機でした。TSR2の開発の中止はいまだに疑問の声が多くあります。さて、TSR2は英国機ファンならぜったいにはずせない飛行機です。巨大なエンジンは2機胴体にくっつく形であり、翼は後方の機体上部にあります。ペイロードも大きく、、、以下略 感動の模様はTSR2-1.3gp - 175.7 KB こんな感じです。TSr2Y0148.3gp - 169.9 KB
とにかく一ヲタクとしていえることは、神様ありがとう。LondonEustonからRAFCosfordまでの往復運賃、35ポンド、TSR2 プライスレスということでしょうか。実物です。本物が、写真撮影も可能で、すぐそばまで寄れるところに、普通にハンガーに置いてあるのです。イギリスの子供たちがきゃーきゃー(あ、なんか飛行機ーとかいってます)等はしゃいでまわりで遊んでいるなか、極東の果てからやってきた日本人が冷戦時の極秘のプロトタイプ戦闘機をこの目で見れるのです。TSR2.3gp - 430.9 KB
スペックはこんな感じです。サムネイルクリックして大きくして見てみてください。なんとフランス語、ドイツ語、そしてなぜか日本語訳があります!! TSR2Front.3gp - 66.5 KB
機体はレストアしているような状態で展示されており、エンジン、電子装備、エアブレーキなども見れるようになってます。タイヤとかは断面図も展示されています。 電子系統もイギリスのプロトタイプらしくすごかったです。 TSR244.3gp - 116.1 KB エアブレーキ付近はこんな形です。 TSR244.3gp - 116.1 KB 後方エンジンノズル付近はこんな形です。 TSR2-9.3gp - 91.6 KB
TSR2の尾翼付近でスナップショットを撮りました。コスフォードのおじさんは退役軍人なのかなあ。めずらしいお客なのかすっごく親切にいろいろと説明してもらいました。ありがとうございます。いろいろとあったけれども、イギリスにきて良かった。。また今度バーミンガムあたりの安宿でいいから、何日間かゆっくりと回ってみたいです。 あー。今回の目的は果たしました。。。
10/28: RAF Cosfordの展示内容
RAFですが、そのすごい展示量と質に驚きです。これは英国機ファンなら無理してでもいってください。館内の案内をもらうと、1人で日本人はめずらしいみたいで、「よくきたにゃー」という感じで迎えてくれました。ほかのお客さんは明らかに子供サービスのためにきた家族連れや老人夫婦とかばかりで、比較的空いてました。「TSR2」を楽しみにしているサーというと、おじさんが目を輝かしてハンガーに連れていってくれました。以下大量の写真と動画はまた別途紹介します。
→個人ホームページの方にいろいろと写真と動画のせてます
長い長い道のりを超えて、ついにつきました。RAF Cosfordです。屋外にも飛行機がいっぱいおいてあるので、近づくとすぐに分かります。実際、空軍基地のハンガーをそのまま博物館に転用したような形なので、館内もすっごく歩く覚悟が必要かもしれません。いよいよTSR2をはじめ、冷戦時の英国のドリーミーな機体、100式や桜花があるという日本機が今回の訪英の目的でもあります。RAFCosfprd7.3gp - 244.5 KB