なんだか最近６年目で熱に弱くなってきたいけりりサーバーです。確かにファンレスで運用してきたのも無理があったかもしれないけれども、 ピンチということで、急遽対応をしました。このまま夏を乗り切ってくれるといいのですが。まずは涙ぐましいのですが、 ＣＰＵクーラーをアキバへ物色にいきました。ええ、当然ＡＭＤ、しかもＫ６－３用のクーラーなんてそこらには売ってません。そして、 ソケット７用のクーラーをついに静音のオリオスペックさんにて発見。あるところにはあるのですねー。産業用かなあ。よかったよかった。 久しぶりにＣＰＵをソケットから外して、密着してたそれまでのアルミのＣＰＵヒートシンクを外しました。ＣＰＵ割れそうで怖かったＹＯ。 それからシリコングリスを銅板につけてぐりぐり動かなくなるまでやって、シンクとＣＰＵを固定しました。結構久しぶりでどきどきだったよ。 つけてみたのが写真のような感じです。高さ８５ミリのヒートシンクはさすがにすごいです。当然ケースに入りません。まあ、 なんとかこれでしのぎます。ついでにノースブリッジのところとか、サウスブリッジのところにもちっこいヒートシンクをつけてみました。 さらにメモリ（１００ＭＨｚのＳＤ－ＲＡＭ）用にも銅のメッキ仕上げのヒートシンクをつけてみました。 なんだかＬＡＮパーティ用の魅せＰＣみたいに光ってますが、これで少しでも効果があるといいのですが。

で、やってみました。なんとそれまで５０度近辺をふらふらしていた温度が２７度、 つけっぱなしで長くたっても３０度付近で安定してます。ちなみにＰｒｏｃファイルはこんな感じです。感想としては、ＡＭＤというか、 昔のプロセッサは発熱が少ないという当たり前のことを実感したのでした。
[root /root]# cat /proc/cpuinfo
processor       : 0
vendor_id       : AuthenticAMD
cpu family      : 5
model           : 13
model name      : AMD-K6(tm)-III Processor
stepping        : 4
cpu MHz         : 448.220
cache size      : 128 KB
fdiv_bug        : no
hlt_bug         : no
sep_bug         : no
f00f_bug        : no
coma_bug        : no
fpu             : yes
fpu_exception   : yes
cpuid level     : 1
wp              : yes
flags           : fpu vme de pse tsc msr mce cx8 sep pge mmx 30 3dnow
bogomips        : 894.57
temperature     : 32.5
system type     : RaQ3/4