いけりり★トークンリング&FDDI

よく、ネットワークの本とかで、LANのところを見ると、
トークンパッシング方式のLANのことが載っていますよね。
トークンリングやFDDIはIBMを中心として誕生したLAN技術で
Ethernet(IEEE802.3)で有名なCSMA/CD方式以外の
LANの技術として、トークンパッシング方式のことです。
これは、情報の送信権をトークンとして、リングトポロジ内でリレーしていくやり方です。
CSMA/CDの問題であったコリジョンが起こらないのが特徴ですが、
今はEthernetが主流を占めているので、見る機会が少ないと思います。
EtherealでFDDIやトークンリングのフレームをチェックしてみました。

こちらはFDDIのフレームです。ヘッダーは小さくて、制御用のビットがついているところが
特徴です。フレームサイズは大きくても大丈夫。MTU=4352が一般的なLANです。

そしてこちらがトークンリングのフレームです。こちらもIEEEで標準化されていることもあり、
IEEE802.3等のフレーム形式によく似ています。しかしながら、トークンの状態や
フレームの制御用の情報があるのが特徴です。

<-- 2002/6/14 -->

いけりりせんせいの★液晶ディスプレイFAQ

最近ナナオさんの液晶ディスプレイがやってきたのですが、接続でうぐぅ。
DVI-DインターフェースとVGAインターフェースの2つがついています。
最近の液晶ディスプレイって仲間割れしているのか、インターフェースが多くて困りますよね。
という訳で、ちょっとだけFAQを

液晶ディスプレイのふつうのコネクタってなんですか?>>

アナログVGAコネクタ:
PCならほぼすべてが必ずついている、古くは軍用規格だったインターフェースです。
マクーイもこれでつながるよっつ。ただし、古いマクは変換アダプタ(安価)で変換します。

DVD-Iコネクタ:
DVIはデジタルのディスプレイインターフェースだけれども、Iっていうのは
コネクタのぎざぎざの端っこの部分が「+」みたいになっているタイプです。
こちらはウィン系のビデオカードによくあったりするよ。(PCIのRadeonなどが代表的)
信号がアナログVGAににていて、簡単にアナログVGAに変換できるので、便利

DVIーDコネクタ:
こちらはコネクタのぎざぎざの端っこが「ー」みたいになっているタイプ。
マクーイの昔のデジタルディスプレイなんかがこれ。あとウィン系のディスプレイカードでも
比較的新しくて、デジタルディスプレイ対応をうたっているものはこっちが多いです。
こちらはVGAに変換とかかなーり手強いので無茶をしてコンバーターかけないと大変。
マクーイの人はADCとなら変換する道が残っているので、なんとかこちらを選ぼう。

ADCコネクタ:
液晶ディスプレイのロールスロイスともいうべき、アポーのシネマディスプレイなんかが
遣っているコネクタ形状で、原則パワーマックとしかつながらないというコネクタ。
電源も入っているので、多くのウィンの人でシネマ使いたい人にとって壁になってます。
今までは個人輸入とか、海外サイトで変換ケーブルをゲットするしかなかったのですが、
しかしながら、ADC>DVIの変換があぽーからでたことで、どうしてもシネマつかいたい
ひとはこちらを選んでください。

いけりり★CCNPフォローアップ&アドバイス

ちょっと報告が遅れましたがようやくCCNPの証明書一式がやってきました。
これからCCNPを受験される方向けにひとことアドバイスですねー。

スイッチング(640-504):いけりりはLAN機器メーカーにいたのでこの辺は楽でした。
VLANは他のベンダーの製品ばかり使っている人は必ずVTPのところと、ISLなども
ちょっと確認しておいてください。VTPはルーターもクライアントとして振る舞う、不思議な
ベンダー標準のVLANプロトコルです。でもカタリストそんなにいっぱいもってません。。ううぅ。
いけりり難易度レベル:★

ルーティング(640-503):こちらも比較的一般的ですが、IGRPなどに注意ですか。
いけりりはIOS苦手なので、ちょい苦労。WANがらみは物理層のところの設定がおそらく
なじみがないと思うので、このあたりを再確認してみてください。
あと、ナローバンドというか、ISDN、FR前提な話も出るので対応が必要です。
ごくまれですが、コマンドをフルスペルで入力する問題があるので気をつけてくださいな。
いけりり難易度レベル:★★

サポート(640-506):少し大変です。ISDN関係とか、特にWAN周辺のサポート
このあたりは普段まず使わないので、もう暗記でいいのでISDN、FR、ATMなどを。
特に、これもL1とL2周りがむずいっつ。というか私にとっては難しかった。
Ethernet関係なら楽勝ですが、シスコっぽいところはやっぱりきちんと覚えて突破。いけりり難易度レベル:★★★

リモートアクセス(640-505):ええ。最悪です。2回落っこったのは内緒です。涙。
めちゃめちゃ難しいっつ。というか第一こんなのシスコの人でも使うのー?
みたいなコマンドや問題解決などがでてきます。もう覚えるといった感じですね。
という訳で、この科目は完全に力業(暗記中心=海外のサイトでbraindumpを活用)でやってしまいました。
それにしても、妙に相性が悪いのか大苦戦してしまいました。結構力業でなんとか。
いけりり難易度レベル:★★★★★

なるのですが、総じて言えることは、LAN関係できる人は、きちんとWANの低いレイヤーのIOSおぼえよー
というのと、シスコがない会社の場合には、とりあえず中古でいいので、ヤフーオークションとかで
2500シリーズなどを落札してきてみるとよいかと。

暗記作戦は効果絶大ですが、今後業務で生かしたり、実際にそれを人に説明したりすることを考えると、
非常にさけたいところです。暗記はやばい分野だけで、できれば今後のネットワークの業務や
社内においての使い方も意識して準備するとよいのではないでしょうか?
でもでも、ブロードバンド関係が少なかったのが不思議でした。
ええ、次はCCIEが待ってます。