いけりり★ハードにいこう(その3)PIC書き込み・実行編
いけりりですー。今回はついにPICにプログラムを作成、PICライター使っての
プログラムのPICへの書き込み、デバッグ、そして実験用基板での動作確認をするよ
1.PIC開発キットのインストール
まずはPICライターに添付してあるCD-ROMを使ってツールをインストールするよ。
これには、PICの書き込みツール、アセンブラ(PICの命令語を機械語に変換するよ)、
PICシュミュレーター(1ステップごとに、PICのレジスタの状態を表示するよ)などの
ツールで構成されています。
2.プログラムの作成
次にインストールが終わったら、プログラムを作成するよ。
今回はPICのCDに添付されていたライトの点灯ツールを準備しました。
サンプルのソースはこちらです。10個のI/Oを左から右、右から左に
順番にオンオフすることによって、LEDをナイトライダーのキッドのように点滅させるよ。
ソースはこんな感じです。
3.デバッグ
できあがったら、PICシュミュレーターでデバッグしよう。
1ステップごとにPICのもつレジスタの状態が表示されるよ。
これで望んだレジスタの値が変化しているか、チェックできるよ。
今回は、順番にI/Oのオン・オフを見るのですが、直接サンプルを実行しているので大丈夫。
4.アセンブル
いよいよ命令語を機械語に変換するよ。PICの命令語はだいたい30ワードくらいなので、
根性のある人は人力アセンブル(ハンドアセンブル)しても大丈夫だよ。
命令語と機械語は一対一で変換されるので、これがCやJavaなどの上級言語と異なるポイント
早速、ps.exeを使ってアセンブルしてみます。すると、SAMPLE.ASMをもとに
SAMPLE.HEXが作成されるよ。Typeコマンドで内容を確認するとこんな感じになります。
エラーもワーニングもなく、1発でおっけい!。ちなみに1秒以下くらいであっという間に終わるよ。
できあがったhexダンプはこんな感じです。
5.PICへの書き込み
さて、できあがったプログラムをいよいよPICへ書き込むときがやってきた!!!
まずはPIC書き込みツールを起動して、前回作ったPICライターにRS-232Cで接続だっつ!
次に、先ほど作成したSAMPLE.HEX(マシン語)をロードするよ。
ロードすると、このように画面が表示されます。
今度はPICライターの方のソケットにPICを差し込むよ。端子がちゃんと差しているかチェックしてね。
そして、COM1に接続されたPICライターが認識されているかどうかチェックします。
このように黄色く書き込みソフトに表jいされていれば大丈夫です。
そして、いよいよ書き込みボタンをクリック
書き込みは2秒くらいであっという間に終わるよ。
念のため、PICライターのリードやベリファイで確認してみよう!
そして、PICライターに刺さったPICを取り外して、書き込み完了です!!!
関連リンク
いけりり@ハードにいこう!(環境構築編)
いけりり★ハードにいこう第二回PICライター作成編
いけりり★ハードにいこう3
いけりり★ハードにいこう4
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