04/22: Wireshark3.4.5がリリースされました
Wireshark3.4.5がリリースされました。主な変更・修正は以下になります。
wnpa-sec-2021-04のMS-WSPダイセクタのメモリ消費問題の修正、tsharkのGeoIP情報出力やパイプ処理の修正、パケットバイト列画面のASCII表示修正などのほか、DNS、Kerberos、LDAP、MS-WSPなどのプロトコルの更新が含まれます。 https://wireshark.org/download.html
いけりり@Interop Tokyo 2021です。CommView for WiFiを用いてIEEE802.11ax環境のパケキャプを行っております。暗号化がWPA2-PSKまででしたら平文化もただしく確認できました。
HEフォーマットのIEEE802.11axフレームのパケットは次のように表示されます。
残念ながらRadiotapではただの11aのOFDMとWiresharkでは表示されますが、
CommView上ではきちんと解析できます!
0x0000 88 42 30 00 8E F8 3C B8-59 51 00 31 92 8B DC E6 ˆB0.Žø<¸YQ.1’‹Üæ
0x0010 00 31 92 8B DC E8 B0 8C-00 00 F7 08 00 20 00 00 .1’‹Üè°Œ..÷.. ..
0x0020 00 00 BE 57 FD 45 C3 FA-35 1B DF 1B 8A AB BA 2A ..¾WýEÃú5.ß.Š«º*
0x0030 1A 3B E6 2F 2A 18 0B DF-6B F4 3D 2F 78 7F 19 D0 .;æ/*..ßkô=/x.Ð
0x0040 F2 06 5C 67 C4 12 3C 1B-72 8C 57 BF C0 A9 ò.\gÄ.<.rŒW¿À©
TamoSoft CommView for WiFi IEEE802.11ax WiFi6対応 無線LANパケットキャプチャツール (ikeriri.ne.jp)
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幕張メッセのShowNet(2021shownet-ax)ではWiFi6およびWPA3での接続を行うことができます。いけりりネットワークサービス株式会社のCommView For WiFiは、Intel AX200などの内臓M.2カードとあわせて用いることで802.11axのパケキャプや解析を行えます
IEEE802.11axのAP表示と認識 が行えます。CommView For Wifiはこちらへ
→ https://www.ikeriri.ne.jp/develop/tamosoft/commviewforwifi.html
04/06: パケキャプアプライアンスIOTA1G+/10G+登場
Interop Tokyo Best Of Show Award受賞(モニタリング部門)のパケキャプアプライアンスIOTAに新型が登場しました!
これまでのFPGAパケキャプ+SSDストレージ+Elastic+Kibana+Grafanaのビックデータ解析および見える化およびカスタマイズ可能なダッシュボードが持ち運びしやすい1台にまとまっています
さらに IOTA1G+ IOTA10G+では内臓GPSでGPSタイムスタンプおよびPPSによる時刻同期に対応しました。最小16ナノ秒レベルでの正確な時刻印のついたパケットキャプチャを行うことができます!そしてストレージはIOTA1GプラスIOTA10Gプラスモデルでは2TBに対応した暗号化ストレージとなり、ユーザ自身で交換が可能です。
インターロップ東京2021いけりりブースにて紹介いたします。
→Profitap社 IOTA 1G+ - IOTA 10G+ 1-10GbpsFPGA パケットキャプチャ 保存 分析アプライアンス
ETAP-XG 10G Active network TAP
アクティブ型10Gbps対応 ネットワークタップ ETAP-XG
パケットドロップなしで様々なメディアに対応します!
10Gbpsタップを約¥85,000円+SFP/SFP+モジュールで始められます!
ETAP-XGはSFP/SFP+ポートをインラインx2 モニタx2をもつ
DC5-12Vの電源で動作するアクティブ型タップです。
フェイルセーフ型ではありませんが、ファイバスプリッタとは異なり
Sprit Ratio(スプリット比)を気にせずに利用することができます。
ETAP-XGのメリットとしては、アクティブ型なので、
インライン側(N1,N2の2つのSFP/SFP+)および
モニター側(M1,M2のSFP/SFP+)のモジュール
は同一速度であれば種類を問いません。
2つのモニタポートは片方向づつのインラインデータを出力します
そのため、様々な形態での利用が可能です。
例えばインライン側N1とN2に2つの100BASE-FX SFPモジュールを取り付けて
モニタ側M1とM2に2つの100BASE-TX SFPモジュールを接続すれば
100BASE-FXのネットワークの送受信を2つの
100BASE-TXのRJ-45でモニタすることができます。
また、10GBASE-Xの850nmのマルチモードSFP+モジュールを
インライン側のN1とN2に接続するとともに、モニタ側M1とM2には
2つの10GBASE-TのSFP+モジュールを取り付ければ
2つのポートでRJ-45を用いて10GBbpsのモニタリングができます。
2つのモニタポートは片方向づつのインラインデータを出力します
さらにインライン側のN1には10GBASE-TのRJ-45のSFP+モジュール
N2には10GBASE-XのファイバのSFP+モジュールを取り付けて
同じ速度であればメディアコンバーターのように利用することもできます。
複数のメディアの異なるSFP+/SFPモジュールを組み合わせれば
ETAP-XGをまさに万能タップとして利用することができます!
Dualcomm社 10G Network TAP ETAP-XG
価格USD699.00 実際は税込85000円で
万能なファイバ・カッパータップを手にすることができます。
※SFP/SFP+モジュールは別途ご用意くださいませ。
対応SFP/SFP+モジュール
Model No.
価格
Description
DPM-10G-SR-01
USD59$
SFP+, 10GBase-SR, 850nm, MMF, 300m.
DPM-10G-LR-01
USD79$
SFP+, 10GBase-LR, 1310nm, SMF, 10Km.
DPM-10G-T-30
USD99$
SFP+, 10GBase-T, RJ45, CAT6E, 30m.
DPM-1G-SX-01
USD49$
SFP, 1000Base-SX, 850nm, MMF, 550m.
DPM-1G-TA-01
USD79$
SFP, 10/100/1000Base-T, RJ45, CAT5E, 100m
DPM-1G-T-01
USD69$
SFP, 1000Base-T, RJ45, CAT5E, 100m
DPM-100M-FX-01
USD39$
SFP, 100Base-FX, 1310nm, MMF, 2Km.
DPM-100M-T-01
USD69$
SFP, 100Base-TX, RJ45, CAT5E, 100m
SFP/SFP+モジュールは1個の価格です。
原則として2個、4個で同速度での購入をおすすめします
100Mbpsから10Gbpsまで SFP/SFP+モジュールで
100BASE-FX 10/100/1000BASE-T
1000BASE-SX 100GBASE-SR/LR 10GBASE-Tまで対応
スプリット比は選びません。
動作保証温度 -25°C to 85°C
2つのモニタポートは片方向づつのインラインデータを出力します