後半戦

大阪南港～（船上）さんふらわあ～志布志港～鹿児島市街

大阪南港は初めてきたのですが、朝５時ごろで当然ホテルとかもなく、コンテナを運ぶトラックのかたがたが仮眠をとっている状態。私もすっごく怖かったですが、バイクのそばで貴重品服に入れてそのまま道端で寝てました。目覚めたとき、無事でよかった。。。日本は治安がよい国ですよね。

船が出るのが夕方で、それまでかなーりひまな状況に。かといって、梅田とかに出る勇気も体力もなく、南港そばのATCにいってみました。非常に近代的な設計が好みで、エレベーターとか、SF映画風で、楽しかったです。店はほとんどお休みでしたが、海が見えて、いろいろと考えたりできて良かった。

そしてATCの隣のリッツカールトン大阪で、きれいな格好をした人に交じってバイクスーツくたびれていたのは私です。すみません！！寝るつもりはなかったのですが。。。

そして、目指すは「さんふらわーBW」です。大阪南港から志布志という、鹿児島県の橋の太平洋よりのところまで定期船がでているので、これを利用します。志布志というところですが、鹿児島市は桜島の下というか、湾の入り江にあり、志布志からは薩摩・大隈半島を経由して１－２時間くらいかかります。ここはとがんばって個室をゲット！

船内はレトロゲーム香漂うさびれたゲームコーナーや、十数年前に聞いたのと同じさんふらわあのテーマソングが流れ、タイムスリップ状態です。当然、ほとんど寝てなかったため爆睡。そうそう、お風呂がすごかったです。立派ですし、搭乗直後や早朝がおすすめです。

 

夜が明けて、あれが鹿児島の明かりだよ。となった時には涙がでてきました。

いつもの桜島のふもとに沿って磯公園脇をとおる国道も東京や大阪の道に比べるとすごくきれいで嬉しかったなあ。

といった形で、私の地獄のソロツーリングは無事実家にバイクを停めることができたのでした。

ちなみに翌日仕事で飛行機で東京。。。

バイク置くところないからどこか持ってって。それが地獄の始まりだった。



どうしても急遽長野にバイクを置けなくなってしまって、実家にバイクを持っていくために、な、なんと長野県佐久市から鹿児島県鹿児島市まで超ロングツーリングをしてきました。しかも生まれて初めてのソロツーリングです。死亡確定か。まさに追い出され状態で、耳には「盗んだバイクで～」な尾崎豊がリフレインする１５の夜状態。涙目で夜に出発しました。

まだ航続距離１００ｋｍくらいが限界なのに、ほんとに死にそうになりました。実に一人で１０００ｋｍ超のロングロングツーリングです。でももう方法はこれしかなかったので、よい経験にはなったかなあ。それよりも今生きていることに感謝しなくてはいけません。

前半戦のコース

浅科IC～関越道～長野道～信越道～中央道～名神自動車道～阪神高速

もう危険なのは分かっていたので、可能な限り高速を使いました。こんなに長い距離走ったことなかったので、いつガス欠になるかわかんなくて（バイクはランプしかつかないので心配）ひやひやでした。しかも夜に出発です。だから眠いのです。一番怖かったのは深夜の中央～名神。セガマニアな人がいたら聞いてください。ジッピ－レースっていうセガのゲームがありましたよね。若い方はネットで調べてください。まさにあんな状態。人の車線を後続車がどんどんつぶしてきます。私が走っている道を平気で後ろから割り込み、車間がなくなるというビデオゲームもびっくりのきびしー状況でした。

さらにみんな飛ばす飛ばす。普通車線にいても、追い越し車線にいてもトラックがXXXｋｍで突っ込んできます。私も頑張る。大型バイクで良かった。。。たぶん運転技術もないのに、逆に中型バイクで夜の名神とか走ったら大変だと思いました。下手の私でも直線はパワーでそこそこできるから良かったです。でも深夜の眠たい名神って単調なんだ。道はまっすぐばっかり。ICの看板を見てもいつも同じ、ちょっとづつしか変化がなくて、そして大事故とか起こるのかなあ。とか、私ってどうなるのかなあ。とかいろいろなことをぼんやりと考えたりしはじめて。。。おいおい、くたばるのか。大丈夫か。ってところでした。

でもほんと車間とか大切だなあと思いました。食事は緊張のあまりできずに、ラッキーって思った名古屋IC付近のモーテル（っていうかインターチェンジ内にホテルがあります。あ、もちろんエッチくないところですよ。）が満室でさらに涙目。て、徹夜しかないかなあ。とちょっとだけ仮眠をとって名古屋を越えて。

次の恐怖が阪神高速、降りられないというか、降りるタイミングが分からないのです。仕事で大阪にいったり、梅田は大好きなのですが、そりゃ車できたこともないし、ましてやバイクでなんて状態で、吹田ICから阪神高速に入ってからがもうわかんない状態。途中で（このとき深夜３時くらい）いわゆる族の方々が３０台くらいで高速に入ってきてて、深夜のタクシーとプープーやりあってて、もう怖い怖い。私仲間じゃありませんから、っていうか皆さん道教えてください。。。なんて聞けるわけもなく、すでにFUEL　BINGOが点灯してすでに１時間くらい。深夜に空いているガソリンスタンドもなく。燃料も道も未来もなかった大阪環状でした。族の人たちはタクシーにはからむけれども、バイク乗りには構わないようで、命救われました。

そんな絶望気味で惰性で走っていた頃、高速のガードレールから新大阪にいくときの橋が見えたのです。もう嬉しかったね。あれは戦場にかける橋だね。って思った。橋がきらきらと輝いてOSAKAって思えました。この橋はいつも新幹線降りて梅田にタクシーで移動するときに見る橋なので、きっと大阪中心はこの辺だっと心を決めて降りました。これは良かったです。でも、ご存知の方も多いと思いますが、大阪の市街地、特に中心部は極端な一方通行なのです。イメージでいうと、新宿通りとかさ、２４６とか、靖国通りみたいな道がすべて４車線の一方通行になっているのです。もちろん私もそこそこは知ってはいたけれども、実際に走ってみると、希望する方向に進めません。というか、どう走っても大阪からはずれるように誘導されてしまって。御堂筋とか、聞いた道ばかりなのですが、もうガソリンもアウト気味で、ひとまずその辺の道端にバイクを止めて手を振ってました。

深夜の大阪市街、族の人たちもなく、タクシーの人もなく、道行く車は猛スピードでとおりすぎるし、JAFかあ。会員じゃないけどなあ、高いなあとあきらめかけたそのときでした。「どうしたんですか（大阪風イントネーションで）」と若者が、というかどうみても中高校生くらいの若者がスクーターで声かけてくれました。っていうかどうみても無免、でもそんなことをいってはられません。事情を話すと、「ついてこれますかー、だめならいっしょに押しますはー」といって２４ｈのGSまで誘導してくれました。なんとかガソリン、持ちこたえました!!涙。このときほど助かったと思ったことはなかったです。すーすーとかいってたのはリザーブタンクへの切り替えだったみたいで、以外とリザーブタンクの容量があり、にいちゃんにもバイクにも助けられ。なんとか燃料補給です。

しかも助けてくれた中高生のにいちゃん、お礼は要らないって断るし、連絡先も教えてくれずに、ささっとスクーターで消えていきました。ほんとにありがとう！！若者よ！！でももしまた会えたらぜひお礼させてください。無免とか言わないから。でもほんとに大阪っていい人おおいなあ。東京じゃありえねー。はあ。としんみりいい気持ちになって、めざすは大阪南港。今度は一方通行は環状線に乗って回避して到着しました。だいたい朝５：００くらい。

佐久から諏訪湖をとおって、塩尻峠をとおって松本の方のBMWディーラーまで、人生最初にして最長距離のツーリングに出かけてきました！！
塩尻峠の前の長野自動車道を避けての裏道は３０を超えるこまかいきついカーブが連なる峠道で、へろへろながらも、２速と３速との間を切り替えしまくって乗り切りました。松本＜＞佐久方面の近道なのか、巨大なバスもカーブ直後にどどーんと出てきたりとスリリングでした。



ディーラーでは、念願のヘルメットを入手しました。それまでは教習所いくためのホームセンターで買った激安のジェットヘルメットでした。。
純正のSystem 4 EVOの限定色の青があったので、こちらのサイズをチェックしてちょうどあうものがあり、良かったです。すごいフィット感で、風きりの恐怖がなく、かえってスピードがどんどん出そうで怖いくらいです。
そして、バイク用のスーツもしっかりとしたものがなかったので、こちらもカタログとかをもらって、ベリースーツっていうのを注文しました。バイクと同じ黄色らしく、楽しみです。
それとBMWのディーラーの方から白馬のミーティングのお誘いをもらいました。　なんだか試乗やバーベキューやイベントいっぱいで楽しそう。これは行かなくては。が私自身の沖縄仕事が入っていてちょっとがっかりです！！行ってみたかったなあ。

帰りはさすがに恐怖の峠ルートはパスして有料道路経由で佐久へ。なんとか無事長距離ツーリングを終えました。感想は楽しかった！！ようやくScarverの乗りかたが少しわかってきた気がします。４速や５速にかかってしまうと、意外と快適で、隣のR1200Cにもペースを合わせてついていくことができます。一方で、非力で狭い低速をうまくコントロールしなくてはなあと思いました。そして車間距離も大切です。安全にと車間を空けすぎると、公道ではかえって危険な割込みされるリスクもあり、速度に応じた微妙な車間が重要だなと痛感しました。

2005/7/24
今日はちょっとしたことで、近くの長野のバイク屋さんのひとにばったりと会って、そのままあろうことか、群馬の高崎の近くまでツーリングに行ってきました。



もちろん自己最長記録の更新です。高崎のヤナセオートBMWまでいったのですが、碓氷峠はもうバイクのひとも多く、私が怖いよーってカーブを曲がっていたら、その脇を、
アウトからぶいぶいーってカワサキのバイクが抜いていく一こまもありました。



霧や雨にあたられて、夕暮れで光がほとんどない状況を走ることがあったり、軽井沢から安中榛名まではひんやりとしていたりしました。



さまざまな気候条件の中、なんとか最長距離のツーリングはだいぶ運転技術の向上に役立ったかも。特にうまい人たちと一緒に乗るというのはついていく勇気がつくような気がします。真ん中の位置で助かりました。

大きなバイクに初めて乗ると、やっぱりこれがトルクだっ!!と
言わんばかりの力を感じます。小型と同じ感覚でアクセルを開けてしまうと
ふっとばされそうになりました。

あと、大きなバイクではアクセルコントロールが大切みたいで、
これまで八の字をアクセルとめてぐるぐる回っていた状態からは
かなり進歩してきたと思います。ニーグリップ大切。。。

大型二輪の教習で、シュミュレーターを使います。
これがSEGAのハングオンのデラックス筐体(古い)みたいなのにまたがって
やるのですが、妙に速度がでるわ、バンクが勝手にかかるわで大変です。
妙にこんなところでゲーマー魂がでてきて、アクセル握ると結構事故ります。
ギアもありますが、ATにしてやってます。方向指示器やKILLスイッチなども
きちんとしていて、結構リアル。交差点と右直とバスの後ろに子供飛び出しは注意です。

波之上自動車学校@那覇にてついにやりました!!
今度は早起きも大丈夫っ。念願の大型自動二輪免許取得です。
ううぅ。波状路も一本橋(ちょい時間不足)も問題なし。
受験者のみなさんともすっごく仲良しになり、ユンタク状態。
合格後のバーベキューがすっごく美味しかったです!!
これで大きなバイクに乗れるサー

Scarverが届きました。うれしいなあ。まずは慣らし運転です。スカーバはアイドリングが正常で１５００くらいとちょっと多め。最初は５０００くらいまで回して乗ります。
印象としては、すぐエンストする。あ、別に壊れているとかじゃないです。私の運転が下手なだけ。。。
教習車がCB750だったので、雑な運転でも良かったのですが、単気筒のエンジンはかたかたかたとがんばって回るので、きちんと速度に応じたギア比を選ばなくてはいけません。うっかりアクセル開いてエンストさせてしまって、減速するなか、バランスをとって再度エンジンをかけるのに慣れました。
いや、それよりもまずは運転に慣れなくては。。。まだABSも動いた経験ないし。。。うう。

バイクでツーリングをしていて、つくづく思うのが連絡手段です。アマチュア無線をしているいけりりにとっては、大型自動二輪免許をとって、バイクに乗ったのですから、当然無線連絡は取りたいものです。
そこで、調べると、市場はヘルメットを加工するKTELとワンタッチで取り付けるアドニス電機が主要なメーカーのようです。買ったばっかりのヘルメットを切って加工というのはさすがに安全面でも怖くて、取り付けが簡単なアドニス電機のものに決定。早速手持ちのVX-7に接続するヘッドセットを秋葉原のロケットで探してきました。



当初、ボタン型のPTTで十分と思っていたので安価なHP-800と思っていました。話を聞くと安価なHP-800は50km/hが限界で原チャリレベルらしいです。また、PTT(Push To Talk)スイッチをベルクロでクラッチのところに取り付けるのですが、PTTが押しボタン(ボタンを離すと戻るもの)であり、ほんのちょっと話すのが精一杯で、トグル型のスイッチに比べて危険というのも納得して、HP-1000か、HP-1500で悩みました。結局、200km/hも出さないし、在庫もあったHP-1000に決定。CT-91というスタンダードのVX-7用のマイクコネクタと一緒に防水で作ることにしました。

極度の方向音痴の私は広大な長野では下手をすると自宅に帰れません。先日、夜の雨の日はあれーこのへんかなあと周りの車や交通につられて走っていたら、思わず臼井という遠いところまで行ってしまう始末。これは重傷です。
そんな私にとってはバイクといえどもGPSは必須。ひとまずはこれまで自転車につけていたGarminのGPSVをRAMマウントを使って取り付けてみました。F650CSは比較的融通がきくハンドルまわりのおかげで、アメリカンなバイクなどと異なり、比較的簡単にセッティングできました。電源もBMWのシガーからとれてなんとか大丈夫そうです。
GPSVはガーミンの比較的古いGPSです。２０万分の一の地図データを入れると、ナビができるようになります。乾電池やDCやシガーで起動し、防水で徒歩や自転車、バイクに付けるものです。今日登場しているバイク用のGPSに比べると、モノクロで、ルート検索が精一杯のGPSVですが、地図が表示されて、ルーティングしてくれるというのはありがたい限りです。
今日はいきなり夜になると道がわからなくなるという危機に遭遇しましたが、無事広大な長野の経路を選択して、無事支度まで帰ってこれました。経路制御って素晴らしい！！ありがとうGPS。

早速今朝からガレージで必死の取り付け作業。バイクのヘルメットにはヘッドセットを取り付けます。そして、ヘルメットからのケーブルはバイクを通してミラーの所を使って左手のグリップ部にスイッチボックスを設置します。そして、マイクのケーブルを分岐して無線機はバイクのタンク部に設置しました。



まず、スイッチボックスですが、バイクのハンドルのミラー部分を外して取り付けます。金属部分が曲がるので、かなり融通がききますが、クラッチ操作をしながら、左手を離さずに触れる上下のPTTのトグルが良いと思いました。
アドニスのヘッドセットの場合、ヘルメットは加工なしでつけられるのですが、重要なのが位置です。私はBMW System4 RVOというチンアップタイプというジェットとフルフェイスの中間のヘルメットでした。そこで、マイクのクリップ部分をあえてはずして、ヘルメット内のクッション部分にマイクをそのまま埋めました。スピーカーは耳のそばだと痛くなるので、首側に設置したのがポイントです。

使ってみての感想ですが、非常に助かります。本当に便利です。風切音も気にならず、非常にクリアに交信することができました。また、PTTもトグル式で絶対良かったと思いました。

このブログでは、主に著者の都内での自転車の毎日を中心に紹介していきます。... 一度だけ往復１００kmの地獄を経験した意外は本当に素人なのですが、たまたま知り合いが元プロの選手だったこともあり、自転車にはまることになりました。

このブログでは、主に著者の都内での自転車の毎日を中心に紹介していきます。MTBおよびホールディングが中心で、Canondale F3000SLとトレンクル6500に乗ってます。一度だけ往復１００kmの地獄を経験した意外は本当に素人なのですが、たまたま知り合いが元プロの選手だったこともあり、自転車にはまることになりました。どうかよろしくお願いします。