SANY0035 連日はしゃぎすぎたので、最終日の今日は午後早めにホテルに戻ってお約束ともいうべき英国式アフタヌーンティーです。 週末だからなのかお客さんは私しかいません。まず最初に紅茶のポットと追加のお湯のポットとミルクがきて、ふふふんと午後ティーを楽しんでおります。その後にぐるぐるっと回るタイプのお皿がきます。上のお皿の方にはプディングケーキとフルーツケーキ、スコーンがはいっています。スコーンは別にもらったあんずジャムやクリームチーズをいっぱいに付けて食べるというものです。下のお皿の方にはサラダとポテトチップスとサンドイッチがはいってます。さすが欧米サイズ、みんなものすごく大きくて量が多く午後のおやつというよりは十分な夕食という内容です。紅茶も何杯分だろう。。。かなりおかわりをしたのですが、ひとりではとても飲みきれなかったです。しかも途中で変えてもらいました。当たり前だけれどもやさしさが心地よい。ホテルのひとも暇そうで、ゆったりと紅茶を楽しむことができました。幸せです。ミルクティーを飲みながらノートPCでホテルの無線LANを使いながら今回のイギリスの感想をまとめます。以下いけりりなりのイギリスの総論と各論を。Cafe037.3gp - 278.7 KB

 



【総論】
・イギリスはかつて世界を制覇した国。プライドが感じられる紳士の国(一部例外あり)です。
・言葉もみんな丁寧で鼻にかける発音(フランスっぽい)。明らかにアメリカ英語と違うと思いました。
・ロンドンは東京に似ているところも多い。大都市というのは画一化されるのかなあ。
・人種区別、階級区別がはっきりしている気がします。ピューリタン革命や名誉革命を起こしてアメリカに逃げていった人たちの気持ちも分かります。留学や亡命するなら絶対アメリカに行こう。

 

【各論】

●飛行機
今回行ったなかではコスフォードが一番良かったです。冷戦時のTSR2をはじめ、映画「メンフィスベル」のままの爆撃機やドイツのエニグマ、横須賀桜花、バトルオブブリテンやD-DAY関連の展示など、それまで、映画やゲームでしか触れることができなかった国家間の「戦争」(WW1~WW2~冷戦)を目の前の実物として触れることができたのは鳥肌が立ち涙がでました。非常によい経験となりました。すべての人々の平和をお祈りします。

●観光地
今回は大英博物館をはじめとした主要な観光スポットには行けませんでした。けれども、今回歩いたビックベンとテームズ川のところは世界中の観光客(含む日本人)でいっぱいで、ちょっとうんざりな感じでした。さすがにワイキキよりは客層はよいにしても歴史や文化に触れるのが好きな人はむしろ王道の観光ルートには近づかないようがよいのかも。

●鉄道
非常に発達していて首都圏に非常に似てます。地下鉄なんて丸の内線の四谷駅みたいです。郊外への直通はありませんので、歩いて自分で接続します。日本のように私鉄各社に特色があり、Virgin電車のVoygerのFirstClass(なんと主要駅に専用ラウンジがある!!)とかは今度ぜひ乗ってみたいです。パディントン駅やユーストン駅など、ロンドンの主要駅は洗練されていてかっこよかった。

●人々
白人の人、黒人の人、アジアの人などいっぱいいますが、人種による暗黙的な区別がはっきりしている気がしました。インド系の方がきまって商店の販売をしていたのが印象的です。あと時間帯と年齢層による違いも大きい。また、地方は非常に親切でよいひとが多いです。特にバーミンガムより北は良かった。

●食べ物
やはり各所で語られている通り、いまいちなのは否定できません。外国料理(回転寿司は微妙)がよいのかも。また、西洋食が一般化した結果、イギリスらしい食事というのを感じにくいかもしれません。一番良かったのはClub ANAの機内食でしょうか。。。

●ネット
今回は全室Wi-Fi(54Mbps)のホテルを選びました。実効スループットは、1.5Mbps程度です。基本的にロンドンにネットが使える場所は少ないし、利用が面倒だったりするので、ホテルにインターネット環境があるものを選ばないと3G携帯の膨大なローミング料金を払うはめになります。(VodafoneUK経由) Totthenhamはアキバよりも割高ですが、SIMフリー携帯の宝庫で、Nokiaファンなら楽しいかも。最新のN93やシロッコモデルもあったし中古屋さんの3G携帯はおみやげに良いと思います。携帯のシェアは街を歩いている限りNokiaが圧倒的。街でNokiaTuneが聞こえてくるのはやはりヨーロッパという感じがしました。

●修行
NRT-LHR  約8700 PP、約22000マイル。初のCクラスは素晴らしかったです。