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空母イントレピッドの甲板に置いてあるのはあのロッキードマーチンの伝説的な世界最高速機のSR-71ではなく、その元となるthe LOCKHEED A-12でした。


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現在レストア中ですが、その大きさと今でも心に響く SF 的なデザイン。非常に短時間で完成までこぎつけた計画。ミサイル並みの速度で飛ぶ際の金属の膨張のため
地上では穴が開いていって燃料が落ちる機体。速度競争はスーパークルーズができてからそんなに速度はあがらずに終ってしまいましたが、この時代の機体はエンジニアたちの工夫がさんざん凝らされていて、感動します。


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宇宙飛行士みたいな与圧服を着て、嘉手納からあがって、朝鮮半島で北側からどんどん打ち上げられるSAMに追尾されながらひたすら高高度とスピードで逃げ切るパイロットは、ミサイルアラートなりっ放しで写真を撮るなんてすごかったんだろうなぁと思います。今は衛星があるからこういうことはないですが最高速チャレンジな航空機はまた計画が出てきて2020年代が楽しみです。