03/28: Wireshark4.2.4がリリースされました
Wireshark4.2.4がリリースされました。主な変更点には拡張インタフェースに設定を入れキャプチャ開始しても反映されない問題、CSV出力の際非表示の最後の列が出力される問題、WindowsでのTLS復号化動作、HTTPポート追加時のクラッシュ問題、tsharkでの--export-objects動作、CVE-2024-2955等セキュリティ対応等の修正を含みます。
現在、一部の環境(Windows11Pro日本語版)にて、新ロットのWiPryClarityがCommViewForWiFiおよびTamoGraphProにて認識されない問題が発生しております。(製造元認識済)
一部のWindows11Pro環境において、TamoSoft社のCommViewForWiFiおよびTamoGraphProで「表示」>「スペクトラムとネットワーク」を選択した際、リアルウェーブおよびウォーターフォールが表示されない場合があります。TamoSoft社(製造元)にて問題の認識の上、現在修正中です。一部環境でのデバイスマネージャーでのWiPry認識・USBIDの問題が考えられます。
この問題が発生する環境でもOSCIUM社の計測ツールWiPryで は下図のように2.4/5/6GHzともにスペクトラムの表示が可能です。ひとまず、対応策としては、無料の計測ソフトのWiPryを利用するか、他のPC環境にて確認をお願いします。今後の修正で対応予定です。ご迷惑をおかけしますが、どうかよろしくお願いします
実験的な実装ですがバージョン7.4にてOFDMAのパケキャプにも対応
トリガーフレームなどの管理フレームのパケットキャプチャは容易ですが
端末のフレームはアクセスポイントのMACアドレスおよびOFDMAフレームのAIDを
指定してどのRUにあるかを指定する必要があるほか、キャプチャ率も厳しくなります
今のところ日本国内ではM.2接続のAX210の利用をおすすめします。
キャプチャ設定でAPのMACアドレスと端末のAIDを指定します。
フレームにおけるAIDの確認