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いけりり@99-EXが10周年ということで、SSDがセールになっていて、SATA6GB/s対応のSSDがついに64GBで約1万円というところまできました!最初ノートPCに入れたのはIDE66とかで48GBで6万円くらいもしたことを考えると、わずか数年でフラッシュメモリはものすごく安くなった気がします。ええ、行きましたよ。8個。
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ねらいとしては、SATAの6GB/sの力と、ランダムアクセスに強いSSDなら、ストライピングでのオーバーヘッドはきわめて小さいので、並列読み出しによる速度向上が期待できるのでは?というコンピューター科学的な浅はかな期待から、先日のSAS/SATA対応のRAIDボードで、どれくらいのI/Oを出せるかというところです。
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環境はこんな感じです。さすがに分岐ケーブルや電源も結構いっぱい。ただ、消費電力を考えると非常にわずかになります。苦労したのは、うまくSATAの電源ケーブルを連結させてレイアウトして筐体に納めるところです。ちなみに私は見えない部分は美観にこだわらず、どんどん両面テープ使ってます。うう。
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BIOSで認識したら、当然RAID0に設定です。SATA600と6GB/sで認識されたらいよいよベンチマークです。今回は国内のWindows環境でのディスクI/Oの測定としては定番のCrystalDiskMarkの最新版(2010/11/09現在)を使ってみました。
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ストライプサイズが影響しているのか、転送スケールが1000MBでも100MBでもそんなに変化はなかったです。が、なんとか目標の4桁をこえて、リニアにとまではいかなくても、ほぼ十分な転送スコアでした。
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1000MBで2366MB/s、100MBで2350MB/sと合格点だったと思います。これ以上はRAMディスクRAID0の出番だと思うのですが、とりあえずこれで満足です。それにしても以前なら普通の人ではまず手にすることのできなかったIOが円高の影響もありますが、こんなに簡単に構築できるのは、すごいことだと思います!
ベンチマーク参考情報
SSD:Crucial RealSSD C300 128GB CTFDDAC128MAG-1G1×8
RAID:HighPoint RocketRAID 2720