04/06: 映画の感想シリーズ2025年4月
とりあえず仕事がひと段落したので移動の時に見た映画の感想などを
Gradiator2 (9/10)
AgeOfEmpires RisingOfRomeに数百時間を失った私にはたまらない北アフリカの都市国家VSローマ帝国の海戦スタート。すごくいいやつなローマの将軍なアカシウス。時代は元老院もまだ機能しているころのお風呂で有名なカラカラ帝。業績も多いしいいやつなのですが本作では悪玉ボス位置。主人公のビキニアーマーな奥さんは善戦するも早々に退場。弓兵ちくちくは重装歩兵には効かない。カタパルトはコスト高いけれども近づけられると一気に壊れる。ファランクスいいねーと1作目が面白かっただけに動機付けもよい感じです。早々にローマに征服された主人公はガレー船で戦奴へ一直線。食い倒れなローマの宴席やお風呂シーンも完全再現でいい感じ。元老院の反発や反逆ストーリーは軽く流しながら、まさかの主人公が皇帝候補でアカシウスが囲っていた女性がお母さんで、あの人はな展開。素晴らしいジェットコースター的なストーリー展開へ。最高に楽しかったです。
Transformer One (6/10)
コンボイ司令官となる前日譚でエイリアンとの共闘からメガトロンとの対立までを描きます。
コンボイ・メガトロンがずっ友モードからの争いですCGは非常に美しく、よりアニメに忠実で、ストーリーも子供にも非常にわかりやすく、これまでの人間界を入れたものよりも実はいいんじゃないかと。オプティマスプライムが小物のちょい悪役というこれまでのフランチャイズのファンからすると異例の脚本。
人間不在で声優のみで人件費を大幅に節約しています。個人的にはこれまでの映画シリーズのいらない人間ドラマを排してトランスフォーマーに徹しているので、変形シーケンスなどを楽しむのにはよいかも。
そして、部下には厳しく見栄をはってエイリアンにはゴマすりなオプティマスプライム。同ファンの方はキャラ変に納得いかないかも。
Wild Robot(5/10)
ショートサーキットをディズニーが無理やり野性の王国人間ドラマにしてしまった感じです。もちろん母性は医大で素晴らしいものだし、自然保護や環境問題も大切ですが、本来介護ロボットとして人間をサポートするための汎用ロボットにディズニー的な動物の王国や人間性の成長をはめ込むのは少し違和感がしました。どうせならこれは普通にAIによって管理されたディストピアの人間がふとした事故で落ちてくる話とかに差し替えた方がよいのではと思ったよ。もちろん終盤は無理やりディズニー的に大演壇のもとにハッピーエンドです。
JOKER(4/10)
1作めの大成功から、矛盾と現実、バリバリのアクションや暴力演出とかを期待していたのに。動かない。絵が暗い。レディガガさんとかキャストすごいのにもったいない気がします。そして、突然始まるミュージカルw 法廷のセットでこれはミュージカル作品としての脚本でやった方がよいのでは。。。1作目みたいなわかりやすさや動きがほしかったです。芸術性やメッセージ性をあげすぎると一般受けしなくなってしまう。
エイリアンロミュルス(7.5/10)
この系統は嫌いなジャンルですが見る映画がなくて視聴。そうはいっても1-2-3はもちろん、コブナントやプロメテウスや周辺作品もしっかり見ていたりします。話がややこしくなりすぎた周辺作と異なり、非常にわかりやすいストーリー。いつくるのかなぁ。と楽しみにブルブル震えながら見てました。
ネクロモーフの最初が来るまでがすごく長かったのも原点回帰で、ちょっとしたシーンも怖く思えました。絶対最初はあの傲慢な男かと思っていたのに、フェイスハガーは最初は東洋人のパイロットでした。そこからはお約束のシーン前回ですが、現代的なアレンジですごく楽しめました。歴代作品を見ているとなるほどとさせる演出も多数で、シリーズのファンも楽しかったです。ルークのAIが入ると急にタイラント社の下僕になるアンディとかいい感じです。アンドロイドの欠損シーンなどもお約束であります。まさかあの黒い液飲むかなとかはさておき、終盤はシガニーウィーバーほど強くないけれども可憐なレインちゃんが大活躍。LostInSpaceなどのFPSゲームの逆輸入というか、そのままゲーム化できそうな「無重力ならエイリアン倒せる説」浮上です。怖いけれども楽しかったです