07/23: Passware Kit 2025v3登場

Passware Kit 2025 v3が登場しました。今回の新機能は
TPM とプレブート実行環境(Preboot Execution Environment)を使用した BitLocker 暗号化デバイスの復号に対応
hashcat と互換性のある新しいルールベース攻撃に対応
ディスクイメージや大容量ファイルを使用せず、ダイジェスト(ハッシュ情報)によるパスワード解析が可能に
bcrypt SHA-256 ハッシュのパスワード復元に対応
Steganos コンテナに対する GPU アクセラレート(高速化)されたパスワード解析をサポート
macOS Sequoia の Appleメモ(Apple Notes)のパスワード復元に対応
FileMaker 2024 データベースの即時復号に対応
Windows Server 2025 上の Windows ユーザーおよびドメインパスワードを即座に削除可能に
07/17: Wireshark4.4.8リリース
主な変更はandroiddumpがブロックされた際にWireshark起動時に固まる問題、DTLSセッションが復号化できない問題、特定LuaのGUI表示でクラッシュする問題、=のないWebフォームが正しく処理されない問題、パケットダイアグラム画面表示の修正などです。
ダウンロードは https://www.wireshark.org/download.html
OSCIUM社より、WiFi7 IEEE802.11beに対応したパケットキャプチャアダプタWLAN Pi Goが新発売されます。LinuxベースのOSを搭載し、USB CでPCに接続し、MetageekAppsやWiresharkなどのアプリケーションと連携してパケキャプを行うことができます。詳細は https://ikeriri.ne.jp/develop/chanalyzer/wlanpi.html
SharkfestUS ’25 にて竹下のセッション枠のChasing the latency無事終了しました。これまでで一番人来たかもしれません。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
一般向けにはある程度時間が経ってからWireshark公式Youtubeで公開されていくと思います。youtube.com/@WireSharkFest https://www.youtube.com/@WireSharkFest
06/17: Geraldさんの基調講演@SFUS25

Sharkfest ’25 US 始まりました! Geraldさんの基調講演とStoratosharkの話やコアデベロッパーの紹介と進みます。また、今年はStratosharkやWCA試験などの話題もありました。https://sharkfest.wireshark.org

3000プロトコル 265000フィールド
360万行(660万行)のコードへと成長しました。
Wireshark開発者会議 Sharkfest ’25 US バージニア州リッチモンドにて開催されます!また、新しいWiresharkの認定試験WCA(Wireshark Certified Analyst)も始まります。
Sharkfest公式は https://sharkfest.wireshark.org/
WCA試験は https://www.wireshark.org/certifications
Riscure創業者のMarkさんによるサイドチャネル攻撃、フォルトインジェクション攻撃の解説。
モジュール化され新しくなったRiscure製品群も紹介されていました。
新しいiPhoneのUSBCコントローラーへの侵入(3Dプリンタでの自作FI)や
XZユーティリティも話題になっていました。
新しいシャーシ型に対応した計測モジュール類です
弊社ページは https://www.ikeriri.ne.jp/security/sidechannel.html
06/06: Wireshark4.4.7
Wireshark4.4.7がリリースされました。
主な変更はCVE-2025-5601のダイセクタのクラッシュ、パケットダイアグラムでビット位置の誤り、WobSocketにおいて2番目のメッセージが展開できない、Luaダイセクタ、CIGI、ZigBee、LDAP、Bluetoothプロトコル等の修正です。
InteropTokyo Best of Show Awardを受賞したパケキャプアプライアンスIOTAの最上位モデル「IOTA 100 Core」が登場します!ついに念願の100Gbpsのノンサンプリング・フルキャプチャが実現します。
キャプチャ性能はついに
FPGAキャプチャ持続書込最大100Gbps
解析スループット平均100Gbps
同時フロー最大 900万フロー/秒
パケット最大 1,600万パケット/秒を実現
取得したパケットは
307TBのRAID5ストレージにフルレートのパケットを
保存・メタデータ化するとともに解析し
Grafanaなダッシュボードで見える化を行います
詳細は https://www.ikeriri.ne.jp/develop/profitap/iota100gcore.html
インターロップ東京 Best Of Show Award受賞のパケキャプアプライアンスIOTAの上位モデルIOTA 10 Coreが登場します。
160;
2 × 1/10G RJ-45、2 × 10G SFP+のキャプチャポートと16TBのストレージ、Grafanaな見える化で最大 20 Gbps / 10 Mppsでキャプチャ・保存・解析が行えます。
詳細は
https://www.ikeriri.ne.jp/develop/profitap/iota10gcore.html