IMG00079 もともとものぐさな私にとって掃除は大変。おかあさんや誰かがやってくれるときはいいのですが、そうでない場合にはお客さんや出版社の人がくるとなると急いで掃除をして現状維持する状態です。

そんな私にとって夢のデバイスがやってきました。iRobotのRommba Discoveryです。アイロボットの日本代理店はこちら http://www.irobot-jp.com/ 北米の製品サイトはこんな感じです。 http://www.irobot.com/sp.cfm?pageid=95 iRobot社はお掃除ロボット最大手といった感じで、実用ロボット(プール掃除とか軍用っぽいのまでいろいろと)を作っているアメリカの会社です。国内で入手可能なお掃除ロボット一覧はこのあたりがよいかと思います。一般的な性能や感想とかはこちらへどうぞ。最近はビックカメラとかヨドバシでも見かけるようになってきました。http://www.digimoba.com/products/special/cleaning2.html

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さてさて、私は、こういうの大好きなので、迷いました。スケジューラとディスカバリー、レッドという廉価版そして、どーみてもコピー品の中国製品とあるのですが、やっぱりiRobot社で、そして、スケジューラはなくてもリモコンがついているからPCからIR制御すればいいやと思って、ディスカバリーにしました。以前から気にはなっていたのですが、Amazon先生の導きにひかれバイナウしてしまった次第です。いっしょにフィルターも買いましたが、なんとユーザ登録すると2個もつけてくれるという国内代理店のはからいもあり、フィルターはまだ買わなくてもよかったかもとか思ったり。

 ルンバは非常に高性能で、障害物や段差避けはもちろんのこと、自力で充電台に戻るセンサー、ほこりに強いモーター、接地圧力を変えるブラシ、360度自由回転する円形のシャーシと、現在の大学や研究用のロボットとして、掃除機能をはずしたルンバが使われているのも理解できます。

IMG00075開封すると、IRのリモコン(いかにも安っぽいけども)とか、意外に北米の製品にしては小さいACアダプタ。そして、アメリカらしくきちんと回収と廃棄についての記述のあるバッテリー、そして、赤外線で壁の役割をするバーチャルウォールなどが入ってます。ちなみにバーチャルウォールやリモコン用の各種電池は入ってないので、別途用意も必要です。けれども、リモコンはPCから使うし、バーチャルウォールはほとんど独り暮らしの人には不要かもしれません。

別にUSBで充電とか、開封時に初期不良を直して「ご主人さまー」とか言われたり(ハンドメイドメイ参照)、宇宙からやってきたり、トランクケースごと飛んできたわけではないのですが、開封して充電してます。もともと新型はリチウムイオンがある程度充電されているみたいで、まもなく終了です。

IMG00076で、動かしてみた。私の感想はこんな感じです。
1:前評判どおり、すっごくうるさい
2:期待したよりははるかに頑張ってくれる!!
  (掃除力比較 私 << ルンバ << おかあさん)
3:じっとみてると、ぶつかりながらもブラシをぷるぷるまわして健気に頑張って、一生懸命やってます。そして、最後ぴろぴろいって充電ベースに帰っていくのがとても愛らしい。

ルンバはマイクロマウスみたいに迷路を覚えたりしないので、入り組んだところが苦手で、さんざんぶつかって迷ってます。私の家の構造を知らない(学習しない)ため、ベッドの下のほそいところにつまるとなかなか出てこれないドジっ娘ぶり。もう見てるとルンバもちあげて運んであげてるのに、ぐるぐる回って「はうー。ごしゅじんさまぁー。」って感じです。がんばれ、ルンバ。そして、数分後、ようやく自力で脱出して充電ベースに帰ります。でもルンバの端子とホームベース(ルンバの充電台)の位置が微妙に角度がずれてて、うまく入れません。そこでも180度往復運動を繰り返してます。そして、ようやく充電ベースへ。「ぴろろろーろろー」と喜んだような音がして電源が落ちます。もう、ルンバ萌え。ルンバかわいいよルンバと。たぶん他のオーナーも思うのかなあと思ったら北米で大量のファンサイトを発見しました。間違いなくセリオでなくてマルチっぽい感じです。

IMG00074もうこれは役に立つアイボっていうか、家掃除してよドラエモーン。というのに答えてくれるお掃除ロボットです。すでに愛着沸いてきてしまって、カラーリング変えようかなあとか、PCからIRで制御するVBプログラムのソースないかなあ。(音がうるさいので、留守中に動作させて、Webにログとか残すようにしたい。)とか、掃除ユニットなしのルンバっていくらするのかなあ。(実はもうひとり欲しくなってきた)とか、まだ名前はつけてないのですが、とりあえず「ルンにゃん(仮名)」と呼ぶことにしました。独り暮らしのヲタなIT関連の業種の方(もちろんそれ以外のファミリーな普通の人にも)強い味方の登場かも。