実験的な実装ですがバージョン7.4にてOFDMAのパケキャプにも対応
トリガーフレームなどの管理フレームのパケットキャプチャは容易ですが
端末のフレームはアクセスポイントのMACアドレスおよびOFDMAフレームのAIDを
指定してどのRUにあるかを指定する必要があるほか、キャプチャ率も厳しくなります
今のところ日本国内ではM.2接続のAX210の利用をおすすめします。
キャプチャ設定でAPのMACアドレスと端末のAIDを指定します。
フレームにおけるAIDの確認
01/05: Wireshark4.2.2リリース
Windowsで4.2.0 4.2.1を利用されている方は、自動アップデートでハングすることがあります。
その際は手動でダウンロードとインストールください。主な変更点はWindowsインストーラとアップデータの修正、ファジングによるクラッシュ修正他を含みます。 ダウンロードは→https://www.wireshark.org/download.html 新しいダウンロードページには各ディストリビューションへのリンクも追加され便利になりました。
01/04: 1リリース">Wireshark4.2.1リリース
11/16: Wireshark4.2がリリース
WiresharkのメジャーアップデートとなるWireshark4.2がリリースされました。
大きな変更点としては、Windows環境において ダークモードとARM64環境が 追加。パケット一覧部のソートが高速に。 Wiresharkとtsharkが生成するUTF-8が改善。生バイトのフィルタ(@ip.add==d0ac等)が追加されたほか、フィルタの自動補完が賢くなりました。
ツール>MACアドレスブロックでOUIレジストリを確認。manuf,serviceなどの設定ファイルがコンパイルされ起動が高速化。TLS解読が分かりやすくなり、ツール>ブラウザ(SSLキーログ)からSSLKEYLOGFILE環境変数を設定できます。その他NpcapやQtの更新、バフフィックス、ダイセクタの追加変更修正を含みます。
11/05: IOTA Core登場
Profitap社からハードウエ アキャプチャ+ErasticSearch+Kibana+Grafana+SSD+ハードスイッチ搭載のIOTAシリーズを複数インターフェースを搭載して各インターフェースを連携して管理できるIOTA Coreが登場しました。
セグメント毎の見える化にも活用できます
11/03: Chat GPT in Wireshark
Wireshark開発者会議 Sharkfest `23EU 2日目最後の枠にて「Chat GPT in Wireshark」について話しました。結構結果が異なったりしたのですが、うまくいってよかったです。
ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。→ https://sharkfest.wireshark.org/sfeu/agenda/
11/01: Sharkfest ‘23 EU始まりました!!
Wireshark開発者会議 Sharkfest ‘23EU がブリュッセルにて始まりました!Geraldさんによる基調講演です。
パケットのソートの高速化、Arm64対応、ダークモード対応など、4.2はさらに進化します。
公式はこちらへ →sharkfesteurope.wireshark.org
Sharkfest’23Europeの会場です。開発者ディナーや今年の配布物など
TamoSoft社WiFi6E対応パケキャプ CommView For WiFi および
IEEE802.11ax 6GHz対応サイトサーベイツール TamoGraph Proの
Netgear社 A8000での動作確認画像です。
6GHzのUNII-5を含む 各チャンネルの計測が問題なく行えます
WiPryと組み合わせてスペクトラム分析も可能です。
お問い合わせはhttps://ikeriri.ne.jp/develop/tamosoft/
10/05: 10リリース">Wireshark4.0.10リリース
Wireshark4.0.10がリリースされました。
主な変更点はg729プラグインのmacOS版修正になります。
macOSで更新後キャプチャできない場合パッケージにあるUninstall ChmodBPFを実行後、Install ChmodBPFを実行してみてください
→https://gitlab.com/wireshark/wireshark/-/issues/18734
ダウンロードは https://www.wireshark.org/download.html