04/04: ポートライナー>>神戸市営地下鉄>>北神電車>>神戸電鉄
神戸の電車は結構複雑、UKBからポートライナーで三宮へ。三宮は神戸の中心で横浜的な位置なのかな。もう遅くて商店街も閉まり気味でした。三宮からの接続は阪急や阪神などいっぱいなのですが、ここで、一旦地上に降りてから神戸市営地下鉄に乗ります。そして、新神戸へ。これは新幹線の駅ですよね。ここから北神電車というものに乗って、神戸電鉄エリアの駅、谷上へ。谷上から神戸電鉄で有馬温泉口。おお、有馬温泉ってこのあたりなのですね。そして、田尾寺というところへ。実に4つの電車を乗りました。
そして、田尾寺という駅につきました。神戸寮というところで数日滞在、東京に戻ってまた数日滞在の予定です。寮監のおばちゃんがいたりして、まさに学生、いやツルモク独身寮(若い人へ:寮生活のせつないマンガです。)みたいです。夕食も限定ながら出るみたいで、神戸のおかんの夕食を食べられると思うと、ちょっと楽しみです。すでに23:00近く。戸を空けてもらえるのかなあ。
レース関係もすごいいっぱいでした。ミカハッキネンの着てたレーシングスーツから、インディ、ドイツツーリングカー選手権、F1、ルマンなどのダイムラー関係の自動車がいっぱいです。
おそらく世界最大規模であることは間違いないので、ベンツオーナーなら、シュツットガルトに来たら絶対に行って悦に入ることをおすすめします。また、展示量もさることながら、歴史的な価値も多いので、自動車好きなひとも楽しいと思います。私はどうしてもポルシェやBMWの方が萌えるので、雑な紹介になってしまいましたが、それでも感動の物量でした。
レーシングカーはそれぞれ、エンジン部分が開くようになっていて、内部の構造が見えました。
最後はお約束の未来の車の展示やエコカー、ハイブリッド、木材で走る?自動車とかです。お土産コーナーも半端でなくすごく、ベンツおみやげだらけ。キーホルダーや文房具、洋服類、バッグ、食べ物、ポストカード、ミニカー(とにかく種類多い)など、ほんとにいっぱいありました。途中でくたくたになってよったバーみたいなカフェレストランも良心的(ビール3ユーロくらい、食べ物は5ユーロくらい)だし、フルサービスのレストランもあるので、観光でもよいかも。日本人が多いと思ったらアジアのひとは何度か見かけたのですが、耳をすます限り中国系です。日本語はなかったです。。。20070331126.3gp - 321.0 KB
そんな中、気になった王室車を発見しました。1950年代に昭和天皇が乗られた車です。今でこそ日本車ですけれども、当時は同盟軍であったドイツ車。やっぱり専用ベンツなんですね。若い昭和天皇が乗馬をされている写真とかも普通にヨーロッパのひとの写真の中にあって新鮮でした。
タイヤはヨコハマタイヤでした。日本製だ。。。当然ながら菊の紋章がついてます。子供でも触れるところにすごいのが置いてます。あなどれないぞ。ダイムラー。
もうひとつ日本関係で面白かったのは、佐世保ナンバーのベンツ。移動式歯医者さんということで、紹介されていました。五島列島で口腔の手術をしたりするのに使われていたみたいです。日本の映像入りのビデオもありました。
その他ウニモグ(ダイムラーの農作業車、すごいリッチだけどもドイツでは農場に野ざらしで置いてあったりする)やら消防車やいろいろな車がありました。
昔のスポーツカーって、夢みたいな感じで、妙にガルウイングだったり、すっごく流線型だったりと、かっこいいです。
このあたりまでくると、今走っているベンツとそんなに変わらないです。左上はF1のピットかー。何気なくAMG(アーマーゲーというドイチェのワークスというか、すっごい改造やさん) だったりして。
普通に安全で成金っぽくて、だめなのです。Sクラスイイヨーイイヨーというのは分かるのですが、萌えないです。
戦時経済中はダイムラーはエンジンもかなり供給していて、ドイツの戦闘機の多くはBMWやダイムラー、ポルシェのエンジンなんですよね。かなり軽量で高回転の空冷エンジンはこのあたりが影響しているのかもしれません。
プレミアカーもいっぱい。おそらくダイムラー萌えならかなりくる車両が多いと思われます。
ダイムラーはとにかく商業車の種類も多いです。
メルセデスベンツ博物館は、巨大なすりばちをひっくりかえしたみたいな建物で、隣にダイムラーセンターというメルセデスの巨大ディーラーが併設しています。入館は大人8ユーロくらいで、規模を考えると良心的なくらいです。アウトシュタットのパビリオン数個に相当する大きさで、お客さんが少なそうに見えたのですが、中には意外にひとがいっぱいでした。
まず、未来チックなエレベーターで一気に建物の最上階8F?かな。にあがると、すりばちをぐるぐるまわりながら下層へと降りていく形です。無線ヘッドホンを貸与する仕組みになっていて、ポイントに到着すると各国語によるヘルプが流れるという形です。日本語もある?のかなあ。子供が必死できいているのが印象的です。
その展示の量たるや半端じゃなかったです。展示は時系列に並んでいて、最初が内燃機関の発明からはじまって、当時の歴史(主にドイツ主観)も追いかけながら、19世紀はじめから今日までの展示を観る事ができます。ダイムラー萌えでない私も、雑に追いかけながら実に2時間はかかったので、じっくりみると3時間以上かかります。半日確保していてもよいかもしれません。
以下ダイムラー萌えでないので、軽く紹介。
最初の近代的自動車はエンジンの音とかきけました。蒸気船のぽぽぽぽみたいな音。
フロアの途中には別途働く自動車展示や子供スペースなどもあります。