いけりりとガーミンの出会いは古い。それは2003年頃、無線 LAN とともに2000年に民間に解放されたGPS システムが登場してしばらく経った後、ようやく個人でも買えるような機器が出始めた頃でした。
一番最初のガーミンとの出会いはeTrexでしたでしょうか?まだSURF社じゃなくて、マリンダGPS や手づくりのチップで GPS を動かすような製品まで沢山あった時代です。
写真ないですが、GPS普及機である黄色のeTrexでご存知の人も多いと思います。IDAやいいよねっとの前進などいろいろなリセラーが渦巻いていた時代です。私はそれでもまだ高額ではあるのですが。最初のeTrexを手にしたのです。
自動計測で今いる場所が数m誤差で確認できるという夢のようなシステムです。それまでは、ディバイダーとメルカトル図法の地図、そしてコンパス、そして灯台や山々がヒントで直線を2本引いてようやく何とかこの辺というのを小型船舶で習った私にとっては本当に感動モノのシステムでした。
しかしながら、現代のようなナビゲーションを考えるととてもそんなレベルではありません。衛星の補足の画面至るのに1分ぐらいかかるし、何よりも地図を読み込めません。つまり、マップ画面は空白で自分の位置と自分の動いた向きと距離が相対的に表示されるのみです。
それでも、一度行った場所をウェイポイントとして登録してそこに見ながら行くのは感動ものでした。そう、ガーミン愛はここから始まります。

そして、代理店の一つであった。いいよねっとが無理やりシフト JIS化や日本語化して日本語モデルが登場していた最初の頃に購入したのがGPSvです。こちらは写真があります。→当時のブログ記事は2005年ごろこちらです。
当時で100,000円近くしたでしょうか本当に高かったよー。言ってしまえば現在とほとんど価格変わりません。現在のいいよねっと税に立ち向かう人々からすると、なんとも幸せな時代ですよね。
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買ったばかりのバイクに付けてウキウキでした。極度の方向音痴の私は広大な長野では下手をすると自宅に帰れません。先日、夜の雨の日はあれーこのへんかなあと周りの車や交通につられて走っていたら、思わず臼井という遠いところまで行ってしまう始末。これは重傷です。
そんな私にとってはバイクといえどもGPSは必須。ひとまずはこれまで自転車につけていたGarminのGPSVをRAMマウントを使って取り付けてみました。F650CSは比較的融通がきくハンドルまわりのおかげで、アメリカンなバイクなどと異なり、比較的簡単にセッティングできました。電源もBMWのシガーからとれてなんとか大丈夫そうです。
最初はいいよねっとの圧政に従って、当時は OSM なんかもないですしシティナビゲーター日本全国版を入れてました。20万分の一の地図データを入れると、ナビができるようになります。乾電池やDCやシガーで起動し、防水で徒歩や自転車、バイクに付けるものです。
今日登場しているバイク用のGPSに比べると、モノクロで、ルート検索が精一杯のGPSVですが、地図が表示されて、ルーティングしてくれるというのはありがたい限りです。

以降も私にとってガーミンは切り離すことのできない存在です。現在は主に GPSvは現在はセローに取り付けてます。
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Montana600t(Garmin謹製のUS topo入り。ブラックマンデーであまりに安くてぽちった)は自動車用です。東京から鹿児島のアドベンチャーファイルなんかも作って楽しんでます。
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MontanaはNC700S(そういちろうさん)用にもう1台あって、こちらは、Montana680です。やっぱり5.5インチの画面はすごく大きくて見やすいのと、グローブをしても操作ができるあたりはさすがGarmin先生。防水防じん何ともないです。
だんだんオープンソースの世の中になって、いいよねっとの圧政が始まり、内外の価格差が1.5倍~2倍にも開く機種が出ているものの中、こちらも日本語フォントや Osmo いれて東京や小田原で大活躍中です。
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カメラ機能が必要だと思ってあえて高額の680にしたのですが。本当はジオタグをつけた写真が取れるのですが。ほとんどカメラ機能は使ってません涙。ファームウェアもGPSv時代のように簡単にはいかなくて、バイナリいじって楽しんでおります。
おそらくこの楽しい感覚は私の PDA でキーボードつきの端末に近いものがあると思います。→QWERTY端末比較だよ。ガジェット堕天使いけりりたん
これ以外にもフィットネス機種にも手を出しました。本当に初期の頃のフォアアスリートで、単4乾電池2個つけた本体はマジックテープで腕に巻きます。地図はついてませんが、 GPS 記録、トラッキング、 RS-232C でつないでのログ通りやウェイポイントなどは一通りできました。いわばeTrexがこんなに小さくなったと驚いたものです。
しかしながら、Montanaの日中でも見やすい画面でスクロールできる地図を見てしまうとバイク用ではMontana一択というところです。
あれ、zumoは?と思った方、私はなぜか乾電池で動くのが大好きでガーミンは全部乾電池モデルを買っているという歴史があります。多分ガーミンがなくなっても感電時がある限りは使えそうというところがあるのかな。愛用していた機器かバッテリーがなくなって、セルをわからない中国で買ったりとかそういったことを見てきているからかもしれません。
zumoのタイヤプレシャーセンサーや MP3再生はいいのですが、バイク用のクレードルから取り外して使ったり、写真を撮ったり、ハイキングやトレッキングしませんけどそんな楽しみがあるところでやっぱりモンタナやオレゴンが大好きです。

そんな私に、昨年末は欲しくて欲しくて毎日毎日GPSCITYを見たり、Garmin公式の動画は何度再生したかわからないのが新型のOregonです。キターということで、Oregon7xxシリーズです。もちろん上位の750を選択してみました。
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5インチの液晶のモンタナと異なり3インチ台のOregonはまるで昔のちょっとどんぐりとしたNokiaのケータイみたいな可愛さです。オレゴンかわいいよオレゴン。
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基本スペックはというと、防水、防じん、乾電池駆動は当然として、8メガピクセルのカメラ、GLONASS(ロシアの)やヨーロッパの GPS システムにも対応してます。もちろん29番の衛星のみちびきもしっかりキャッチの新しく改良された GPS システムです。
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そして最近では当たり前ですがタッチパネルによるオペレーション、フラッシュライトつきです。一通りカスタマイズが完了して、毎日手に持って使いたいと思います。
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あわせてワイヤレスの温度センサーのTempoも導入してみました。かなり小さくてびっくりしました。電池は CR2032で、これで半年もつのかなという感じです。最近の戦災や接続方法も省電力になってきてると実感しました。小さすぎて両面テープとかで?伊藤どっかに行ってしまいそうで怖いです。
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そんなこんなで、eTrex以来のハンドヘルド用の GPS が久しぶりにやってきました。これで毎日の生活がはかどります!ジオキャシングはこれまで興味あったけれどもやってこなかったのですが、これを機会に始めてみようかな